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YAKUNOWA主催「次世代薬局会議」とは?

実践型オンライン会議「次世代薬局会議」

YAKUNOWAが毎月開催している「次世代薬局会議」。薬局経営者同士が学び、対話し、自社の経営に持ち帰る実践型のオンライン会議です。今回は、私たちがなぜこの会議をつくったのか、そこで何が起きているのかを、改めて言葉にしました。

薬局経営には、正解がありません

採用するのか。誰に任せるのか。新しい取り組みを始めるのか。患者さんにどこまで関わるのか。利益と患者価値をどう両立するのか。経営者は、日々さまざまな意思決定を求められます。

ところが、薬局の中だけにいると、いつの間にか判断材料が「自分の経験」と「自社の常識」だけになってしまうことがあります。他の薬局はどうしているのか。違う地域では何が起きているのか。同じ課題に直面した経営者は、どんな判断をしたのか。

こうした経営の選択肢を増やすための場所として、YAKUNOWAが開催しているのが「次世代薬局会議」です。

セミナーではなく、「薬局経営者同士で考える会議」

次世代薬局会議で大切にしているのは、知識を一方的に学ぶことだけではありません。特徴は、「学び × 実践事例 × 対話」です。

経営や組織づくりについて学び、実際に薬局を経営している仲間の事例を知り、それについて参加者同士で意見を交わす。「うちではこうしている」「その考え方はなかった」「同じような問題が起きたけれど、私はこう判断した」。そんなリアルな対話の中に、経営書やセミナーだけでは得られないヒントがあります。

目指しているのは、誰かの成功事例をそのまま真似することではありません。他者の経験や視点に触れることで、自分の経営に新しい選択肢を持ち帰ること。それが次世代薬局会議です。

なぜ今、薬局経営者に「横のつながり」が必要なのか

調剤薬局を取り巻く経営環境は、変化し続けています。人材採用・定着、在宅医療、地域連携、事業承継、収益構造、業務効率化、患者さんとの関係づくり。経営者が考えなければならないテーマは、一つではありません。

しかも、同じ「薬局」といっても、地域も違えば、規模も違う。患者層も違う。スタッフ構成も違う。だからこそ、一つの正解を探すよりも、「他の経営者ならどう考えるのか?」を知ることに価値があります。

自社だけでは思いつかなかった方法を知る。自分とは違う判断基準に触れる。他社の失敗から学ぶ。自社の当たり前を疑ってみる。横のつながりは、単なる「人脈」ではありません。経営の視野と選択肢を広げるための経営資源です。

扱うのは、「現場で本当に起きている経営課題」

次世代薬局会議では、机上の経営論だけを扱うのではなく、実際の薬局経営で起きているテーマを取り上げます。これまでにも、次のようなテーマについて考えてきました。

  • 経営者は何を基準に意思決定するのか
  • 事業承継から始まった薬局経営
  • インフルエンザ・花粉症対策を年間計画に組み込む薬局運営
  • 患者さんに約束するValue(価値)の言語化
  • スタッフによって判断が変わらない組織づくり
  • 患者価値と経営の継続性をどう両立するか

たとえば「患者さんのために」という言葉。一見すると、とても分かりやすい言葉です。しかし、どこまで時間をかけるのか? どこまで患者さんの生活に関わるのか? 付加価値と“おせっかい”の境界はどこなのか? となると、人によって判断が変わります。

そこで次世代薬局会議では、「私たちの薬局は、患者さんに何を約束するのか?」まで掘り下げました。経営者個人の善意や経験に頼るのではなく、Valueを判断基準・行動基準へ落とし込み、スタッフが共通して実践できる状態をつくる。こうした翌日から自社で考え、実践できるところまで持ち帰ることを重視しています。

「成功事例」ではなく、リアルな経営プロセスを共有する

次世代薬局会議で共有したいのは、完成された成功談だけではありません。むしろ価値があるのは、「なぜ、その判断をしたのか」というプロセスです。

うまくいったこと。やってみたけれど、うまくいかなかったこと。経営して初めて分かったこと。今振り返れば、別の選択肢もあったと思うこと。こうした経験まで共有することで、他の経営者にとっての「判断材料」になります。

だから、登壇する人だけが先生なのではありません。参加者それぞれが持っている経験そのものが、誰かの経営にとって価値になる。教える人と教わる人ではなく、経営者同士で学び合う。これも、YAKUNOWAが次世代薬局会議で大切にしている考え方です。

学んで終わらない。「次回までにやってみる」

次世代薬局会議では、テーマによって自社で取り組む課題を持ち帰ります。たとえばValueを扱った回では、「自分たちの薬局は、患者さんに何を約束するのか?」を各薬局で言語化。さらに、Value → 判断基準 → 行動基準まで落とし込み、スタッフと共有できる状態を目指します。

そして次回、それぞれが考えたものを持ち寄る。他の薬局からフィードバックを受け、さらに磨く。つまり、学ぶ → 自社で考える → 実践する → 持ち寄る → また学ぶという循環です。

単発のセミナーで「いい話を聞いた」で終わらせない。経営が少しずつ前に進んでいく場をつくる。それが次世代薬局会議の目指す姿です。

次世代薬局会議で得られる3つのこと

1|経営の選択肢が増える

他の薬局経営者の実践や判断に触れることで、「そんな方法もあるのか」という新しい選択肢が増えていきます。経営者に必要なのは、すべての答えを知っていることではありません。必要なときに、より良い選択肢を持っていること。その引き出しを増やします。

2|自社の「当たり前」を見直せる

他社と話して初めて、「これは普通だと思っていたけれど、実は自社の強みだった」「逆に、ずっと当たり前にしていたことを変えてもいいかもしれない」と気づくことがあります。他者との対話は、自社を客観視する鏡にもなります。

3|一人で経営を考えなくていい

経営者は、最終的には自分で判断しなければなりません。しかし、一人だけで考える必要はありません。同じ薬局業界で挑戦している仲間に相談できる。成功だけでなく、迷いや失敗も共有できる。自分とは違う視点から意見をもらえる。この「横のつながり」そのものが、次の挑戦を生み出す土壌になります。

つくりたいのは、「正解を教える場所」ではない

YAKUNOWAが次世代薬局会議を通してつくりたいのは、「こうすれば成功します」と正解を教える場所ではありません。薬局によって、地域も違う。患者さんも違う。経営者の価値観も違う。だからこそ、学び、対話し、自分たちなりの答えをつくる。そのプロセスを大切にしています。

経営力を磨く。人間力を磨く。横のつながりをつくる。そして、一人では持てなかった選択肢を持てるようになる。その先にあるのは、単に「経営が上手な薬局」ではありません。自分たちが本当に実現したい薬局を、自分たちの意思でつくれる経営者が増えること。YAKUNOWAが掲げる、薬剤師の挑戦と成長を生み出すコミュニティづくりともつながっています。

次世代の薬局経営を、一人で考えない

これからの薬局経営に必要なのは、昨日までの正解を守り続けることではなく、変化に合わせて、自分たちで考え、判断し、挑戦できること。そのためには、自社の中だけでは得られない視点が必要です。

全国の薬局経営者とつながり、リアルな実践を共有し、互いの経験から学び、自社に持ち帰って実践する。学び、対話し、共に未来をつくる。それが、YAKUNOWAの「次世代薬局会議」です。

そして最後に、一つだけ問いかけさせてください。

あなたは、どんな薬局を次の世代に残したいですか?

まずは、一度のぞいてみてください

次世代薬局会議は、毎月オンラインで開催しています。テーマは毎回変わりますが、扱い方はいつも同じです。学んで、対話して、「明日、自社で何をするか」まで持ち帰っていただきます。

完成された経営をしている必要はありません。むしろ、いま迷っていることがある方ほど、得るものの多い場です。次回の開催テーマと日程は、下記よりご確認いただけます。

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