8月のYAKUNOWA法人会員様向け次世代薬局会議を開催しました!
8月のYAKUNOWA法人会員様向け「次世代薬局会議」を開催しました。今回のテーマは、「季節を先読みする薬局運営」と「患者さんに約束する価値(Value)」の2本立て。毎年必ず訪れる需要の波にどう備えるか、そして自分たちの薬局は患者さんに何を約束する存在なのか——現場の実務と経営の芯、その両方に踏み込む会となりました。
開催概要
- 開催日:2026年8月17日
- 対象:YAKUNOWA 法人会員
- 第一部:季節を先読みする薬局運営
- 第二部:患者さんに約束する価値(Value)を考える
【第一部】流行してから動く薬局から、年間計画で先回りする薬局へ
インフルエンザ、花粉症、感染症の波。薬局の現場に訪れる「繁忙」の多くは、実は毎年ほぼ同じ時期にやってきます。それにもかかわらず、多くの薬局では流行が始まってから慌てて対応を考える——という状態が繰り返されがちです。
第一部では、この「後追いの運営」から抜け出すために、季節需要を年間計画としてあらかじめ設計しておくという考え方を、実践事例をもとに学びました。ポイントは、備えるべき対象が「薬」や「在庫」だけではないということ。次の5つの要素をセットで、前倒しに整えていく必要があります。
先回りして設計する5つの要素
- 情報発信
- 人員体制
- 待ち時間
- クレーム対応
- スタッフを守る仕組み
【第二部】「患者さんのために、どこまでやる?」を経営者同士で考える
第二部は、参加者同士のディスカッション。テーマは、日々の現場で誰もが一度は立ち止まる問いでした。
- 患者さんのために、どこまでやる?
- 付加価値と“おせっかい”の境界は、どこにある?
- スタッフによって対応が違っていいのか?
という問いから、参加者同士でディスカッション。
「できること」を増やしても、それが誰にでも、いつでも提供されなければ、患者さんにとっては“約束”になりません。個人の善意や経験値に依存した対応は、担当者が変わった瞬間に途切れてしまいます。
だからこそ必要になるのが、「私たちの薬局は、患者さんに何を約束するのか?」を言語化する作業です。そしてそれを掲げるだけで終わらせず、日々の判断基準・行動基準にまで落とし込むこと。ここまで到達して初めて、Valueは薬局の運営を支える実務の土台になります。
次回までの宿題
学んで終わりではなく、持ち帰って実践し、次回また持ち寄る。次回の会議では、各薬局が言語化したValueを共有し、経営者同士で磨き合います。
おわりに
経営者同士だからこそできる対話を通じて、これからの薬局経営を一緒につくっていきます。
YAKUNOWAの「次世代薬局会議」は、正解を教わる場ではなく、それぞれの現場の課題を持ち寄り、問いを深め、次の一手を決めて帰る場です。次回の開催も、法人会員の皆さまとご一緒できることを楽しみにしています。
次世代薬局会議について
YAKUNOWA法人会員様を対象とした、薬局経営者のための定例ミーティングです。毎回テーマを設定し、実践事例の共有とディスカッションを通じて、明日から動かせる打ち手を持ち帰っていただきます。

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